
<山の手の会の過去・現在・未来>
薬害エイズを考える山の手の会は、HIV訴訟和解成立後、世間が薬害エイズは解決したような風潮の中、なんら進展の見られない真相究明・恒久対策・薬害根絶に憤り、地域の中で、この問題がなぜ起きたのか考え直してみようと96年の8月末に始めた会です。
以来、13回の勉強会、例会等を重ね2年が過ぎました。
昨年度は97年9月に大阪HIV訴訟原告で衆議院議員の家西悟氏を招いての勉強会を開催。98年1月には待望の会の機関誌「山の手通信」発刊し、原告の声や会員の声等を載せて約70名の方々にお送りしました。本号で4号目になります。今年は、国会に感染症予防法案が上程され、この法案の勉強会や国会傍聴も会として行いました。この法律は、エイズ差別を生む原因となったエイズ予防法を廃止して、感染症全体の対策の法律です。この法案は、本年9月25日、参議院本会議において成立し、前文に「過去にハンセン病、エイズなどの感染患者らに対する差別や偏見が存在した事実を重く受けとめ、教訓として今後に生かすことが必要」としていますが、まだまだ、手続保障規定が欠落しております。今後も会では、勉強会等を通じてこの問題を取り上げていく予定です。
又来年には、薬害エイズを風化させないためのイベント企画も考えています。
カンパのご協力をお願いいたします。
山の手の会代表:山の手通信平成10年10月27日号より